国内の累計発行部数は1億2000万部以上!
1990年代に週間ジャンプにて連載され、日本にバスケブームを巻き起こしたバスケ漫画の金字塔”SLAM DUNK(スラムダンク)”
連載終了20年以上たった今なお、完全版や新装版が発売されるなどの人気を誇るスポーツ漫画です。
今回は、そんなスラムダンクの『藤真 健司』を徹底調査&大解剖!
翔陽という強豪校で、選手兼監督という特殊な責務を持ったイケメンの名言やモデル説など…etc
そんな調査をする私はと言えば、全巻(31冊)当たり前のように所持しており、スラムダンクのシーンを聞かれれば『〇巻のどこらへん』と巻数とシーンを記憶している(ページ数解答は不可です)元バスケ部人間です😅
スラムダンクで、何かしら存在感あるイケメンの素性を探っていきましょう(^^)
ネタバレ注意!ここから先は少しスラムダンクのネタバレ要素を含みます!
初めての人で白紙の状態で本編を読みたい!という人はご注意下さい(_ _)
※このページでは初期のスラムダンク単行本での巻数でご紹介しています(完全版ではありません)
スラムダンク~藤真 健司のプロフィール
身長&体重 | 178cm 66kg |
学年 | 牧と同じ高校3年生 |
背番号 | 1年⇒13番 2年⇒9番 3年⇒4番 |
あだ名 | ホケツ(桜木 花道だけ) |
ポジション | ポイントガード |
バッシュ | asics(アシックス) |
藤真 健司のプロフィール |
海南の牧 紳一と共に”驚異の新人”と呼ばれ1年時から強豪 翔陽高校にてスタメンの座を勝ち取った藤真健司。
県内でも屈指の実力者であり、強豪校のエースとして活躍してきた選手です。
またスラムダンク作中内では唯一の”選手兼監督“という特殊な役割を持ったプレイヤーでもあります。
初登場シーンは?
藤真 健司の初登場シーンは
- 漫画⇒10巻の”#81 強豪”
- アニメ⇒第36話”シード校 翔陽登場”
湘北と神奈川県ベスト4を賭けた試合前に、整列しながらコートに入ってくるシーンが初登場シーンです。
“闘魂”と書かれた旗を引っ下げて応援している下級生たちは大盛り上がりです。
ただ この初登場シーンは、アニメも漫画も顔をどこかボヤケさせています。
藤真健司という男のイケメン披露はアニメ第36話ではお預けとなっています。
ちなみに初セリフは
花形たち190cm台選手の横で、ちっちゃな選手がコートに入る時の挨拶をしています。
藤真(178cm)も十分、日本人の平均身長を上回ってますが(花形たちのせいで)第一印象は”チビっこい顔がボヤけた男”と感じられます。
アニメでは『辻谷 耕史(つじたに こうじ)』氏が藤真 健司の声優をされています。
よく見ると似てるな…^^;#刻刻アニメ pic.twitter.com/tmmn8ANYIT
— 辻谷耕史 (@KOJI_TSUJITANI) December 9, 2017
スラムダンクの他にも…
- 幽☆遊☆白書 “樹”
- ストリートファイターII V “リュウ”
- BLOOD+ “ソロモン・ゴールドスミス”
こうした名作アニメでの声優も担当されています。
私もよくゲームセンターでお金を献上してプレイした『ストⅡ』のリュウが藤真と同じだったという事実は…知りませんでした😅
そして改めて藤真の声を聞いた私の感想としては…少し高めの少年っぽい声です。
(牧とは大違って)爽やかです。
少し高い音域の通った声で花形たちに明るい口調で話しかけていて、爽やかさを感じるなというのがオッサンになって改めて聞いた私の印象です。
プレイスタイルは?
翔陽というチームは…藤真のいない翔陽は いわば2軍…普通の強豪にすぎない
たった一人PGが かわっただけで奴らはI・H常連チームの顔になる
藤真に使われることによって奴らは その力を発揮してくる!!
引用元: スラムダンク11巻より
190cm台が4人もいるチームにて、藤真は積極的にカットインを仕掛けディフェンスを分断しパスを送る。
4人のマークがキツくなれば、みずからシュートを放ちネットを揺らす。
藤真のシュートはサウスポーでありながらボールを手放すのが早く、ブロックのタイミングが合わせづらいというのがマッチアップした宮城リョータの感想です。
<簡易画像>
牧 紳一のようなパワーはないものの、ペネトレイトから得点に繋げるプレイは相手チームに取って驚異。
しかし、湘北戦ラスト近くの場面でスリーポイントを放つ藤真に対し
“スラムダンク2(スーファミソフト)”でお馴染み、ゲーム内ではリョータがブロックに飛ぶたびに叫ぶ言葉~うたすかよ~という名言?と共にタイミングを合わされてブロックされています。
藤真 健司のモデルは?
ワタクシも井上雄彦さんが書かれた本は数冊読みましたが『このキャラは○○選手がモデル!』といった記載はなく公表もされていませんので…様々な憶測がスラムダンクファンの間では飛び交っています。
そんな藤真 健司のモデルは、NBAのレジェンド”ラリーバード“選手だという説がネット上では多数見られます。
- NBA優勝3回
- シーズンMVP3回
- 3Pコンテスト3年連続優勝
- 1998年に殿堂入り
- 最優秀監督賞を受賞
などなど…特徴あるフォームから放たれる正確なシュートで所属するボストン・セルティックスを3度の優勝に導きました。
藤真のモデルと言われる由縁には…
- 特徴的なシュートフォーム
- 翔陽のユニフォーム色
- 牧のモデル(と言われているマジックジョンソン選手)とのライバル関係
といった理由でモデルではないか?と言われています。
もしここに、ラリーバードが(引退後)監督もしていたからという事実が加われば、このモデル説も強くなるのですが、、、ペイサーズの監督になったのはスラムダンク連載終了後です。
バスケ経験者でNBAファンでもあった私自身もラリーバード選手を初めてみたのはヘッドコーチ時代で、のちにNBAビデオなどで スパスパッとシュートを決めまくっている現役時代のプレイを見ました。
また上記のYOU TUBE動画内にあるのですが、2:05~3秒ほどのパスを初めて見た時は驚愕したものです😅
軽いタッチで、凄まじき速さのパスが生み出されています。
スラムダンク~藤真 健司と謎
ここで少し藤真 健司にまつわる謎を見ていきましょう。
※謎は解明できていません😅
監督はどこに行った?
強豪校である”翔陽高校”。
I・Hにも出場しており、県内でも強豪校として認識されている歴史あるバスケが強き高校。
では…監督は どこへ?
魚住が話すように強豪として歴史があるなら、監督もいたでしょう。
藤真が驚異の新人と言えど、高校1年生が青春期である高3の先輩方に対して監督という立場に立てるはずもなさそうで、上からの立場で指示して反抗期終盤の年上たちにシバかれる恐れも無きにしも非ずです。
藤真は いつから監督業も引き受けたんでしょう?
2年の時、インターハイにて
と豊玉の南に、ヒジ打ちをブチかまされた時には監督はいなかったのでしょうか?
このあたりの詳細も不明ですが…湘北戦前では、メガネ君が当たり前のように『監督は あいつ(藤真)だ』と言っているのでI・H前に突然、就任したというわけではなさそうです。
翔陽の敗退を見ながら…藤真が初めからプレイヤーに専念することができていたら…
もし ちゃんとした監督が翔陽に いたら…同じ結果には ならなかったかもしれんな…
引用元: スラムダンク11巻より
この初めからが いつからなのかが気になってしまいますが何にせよ 高校3年生最後の夏、スラムダンク作中では選手兼監督としての役割をこなしている藤真健司でした。
湘北をナメてた?海南ならスタメンで出場?
神奈川県大会での湘北との試合、藤真が出場したのは後半14分~です。
これは出場時間としては遅いです。
つまりは、湘北をナメてた?
昨年1回戦負けの湘北をナメてた?のかも知れませんね。
もし因縁の相手である海南大付属との試合ならば、ベンチで最初は見ているという余裕はなかったでしょう。
監督という重責から解放されてコートを駆け回る藤真健司がスタメンで出場し、大差を付けてからベンチに戻って指示を送るという逆の順序でも良かったかもしれません。
何にせよ、どっちがイイのかはわかりませんが、結局スラムダンク作中では この1試合だけしか活躍の場がなかった藤真選手でした。
神奈川出身でない?スカウトで翔陽へ?
中学時代、県MVPのミッチーこと三井寿。
この頃 同い年で”驚異の新人”となる牧 紳一や藤真 健司はどこに?と疑問視する声もネット上では見られます。
考えられるのは…
- 藤真たちは神奈川出身ではない
- 実力はあったもののチームメイトに恵まれず敗退
高校入学を前に急成長
陵南の仙道のようにスカウトで神奈川県にやってきたという説がありますが、それなら尚更 監督不在の謎が深まりますね(^^;)
これらも推測の域を超えないので、疑問対策としては改めて8巻を読んで喜ぶ中学時代のミッチーの笑顔と、ラストシーン安西先生との再会で涙を流す彼の姿を見て、疑問を涙でボヤかすのがおすすめです。
スラムダンク~藤真健司の その後は?
ヒゲを生やしています。
スラムダンク”あれから10日後”では冬の選抜に向けた翔陽選手たちの様子が描かれています。
- 花形⇒つり目な印象のメガネに変更
- 長谷川⇒ツンツン頭をやめて坊主に
- 高野&長野⇒まゆ毛が細っ
- 伊藤⇒短髪スポーツ刈り
そして藤真は…
鼻の下&アゴにヒゲを伸ばして”打倒 海南!!”と”打倒湘北!!”に向け練習に励んでいます。
2年の伊藤は『そんなの藤真さんじゃないやいっ』と泣きながら走り去っていますが…言われている当の本人(藤真)は何がイケないのかわかっていないようです。
スラムダンク~藤真 健司の名言&名シーン
今年こそ翔陽がNo.1になる年だ!! ~SLAM DUNK 10巻~
湘北戦でのワンシーン。
監督として良いタイミングでタイムアウトを取り、チームを鼓舞するセリフ。
流川のダンクで逆転を許し、気分が沈んでいるチームメイトのお尻をバシッと叩き鼓舞するセリフ。
このくらい何ともない!! ~SLAM DUNK 11巻~
花道のタックルを喰らった後に、怒るチームメイトたちをなだめた台詞。
ちょっと髪の毛が乱れ気味で『よせ』という この1コマは かなりのイケメンです。
湘北に負け涙ながらに試合終了の挨拶をするワンシーンより。
藤真で印象的なシーンは?と問われれば、この涙ながらの場面を思い浮かべる人も多そうな名シーンです。
見たくはない…
海南の勝利も…敗北も… ~SLAM DUNK 13巻~
3年越しのライバル”牧 紳一”を、自分たちは負けてしまったという心境で見たくないんだろうなと思わせる切ないセリフ。
※何気に陵南VS海南はコッソリ見てます。
まだある!スラムダンク~藤真健司のアレコレ
もう少し藤真健司という男を見ていきましょう😄
イケメンはモテる
イケメン藤真健司はモテます。
陵南VS武里の試合観戦中、他校の女バス?に握手を求められるシーンがありました。
『(さすが藤真…)』と横目で見る花形たちをよそに、心地よく握手に答えたイケメンはすぐに仙道に向けて興味が移ります。
流川・仙道・藤真。
スラムダンクのモテキャラとしての存在感も合わせ持つ選手兼監督でした。
ヒジを喰らった傷跡がある
豊玉のエースキラー南に喰らったヒジ打ち。
この傷跡はシッカリ残っています。
(スラムダンク23巻参照)
これは一生モノの傷跡でしょう。
三井寿の口元に見られるような傷跡が、藤真のコメカミ付近にあります。
これほど切れる威力のヒジ打ちは相当痛かったと思われます。
バスケは激しいスポーツと言えど ここまでの傷はなかなか付かないものです。
ポジションの奪い合い、身体のぶつかり合い、スクリーンアウト、、、
そうした争いがある激しいバスケットボールというスポーツで、時には自分が怪我をしたりさせてしまったりという事もあります。
ただこれだけはハッキリ言えるのは、、、南が100%悪いです。
アニメでは湘北との練習試合に奮闘
漫画では描かれていませんが、アニメではI・H前の湘北と陵南・翔陽合同チームが練習試合を実施しています。(第97話~)
花道が合宿シュートの成果を見せたいと、練習試合を熱望し彦一の協力もあり行われた練習試合。
そこでも藤真はポイントガードとして試合に出場し、花形たちのみならず 仙道や魚住とのチームプレイを見せるのでした。
勝ち負けはともかく、このアニメ独自の物語は面白いです😉
最後に~
スラムダンク~藤真健司というプレイヤーをご紹介しました。
選手兼監督という特別な責務を持ち冷静さと熱さを兼ね備えたポイントガード。
でも…田岡監督が湘北戦後に思っていたように、今後 翔陽にも安西先生や高頭監督のような名将が現れたらイイですね。