国内累計発行部数が1億2000万部という伝説のバスケ漫画”SLAM DUNK(スラムダンク)”
最終回から20年以上たったイマでも高い人気を誇るスポーツ漫画の金字塔です。
今回は、そんな人気漫画の主要な1人の登場人物、『宮城リョータ』を徹底調査しました。
特徴的なツーブロックの髪型で自他共に認めるチビ男で(スピードなら)神奈川No.1ポイントガード、宮城リョータのエピソードや名言などを見ていきましょう。
ネタバレ注意!ここから先は少しスラムダンクのネタバレ要素を含みます!
初めての人で白紙の状態で本編を読みたい!という人はご注意下さいm(_ _)m
※このページでは初期のスラムダンク単行本での巻数でご紹介しています(完全版ではありません)
スラムダンク~宮城リョータのプロフィール
身長 | 168cm 59kg |
誕生日 | 7月31生まれ |
背番号 | 高2⇒7番(のちに4番) |
ポジション | PG |
クラス | 2年1組(彩子と一緒♡) |
宮城リョータのプロフィール |
168cmという身長でポジションは生粋のポイントガード。
技術面で海南の『牧 真一』や翔陽の『藤真 健司』、山王の『深津 一成』には及ばぬ部分があるモノの
自ら豪語しながら、華麗なバックビハインドパスを披露(27巻参照)
宮城リョータ最大の特徴と言っても過言ではないスピード。
一体、50m走を何秒で駆け抜けるんでしょう?(情報なし)
スピードならNo.1ガードと豪語するぐらいなので5秒台は確実だと思われます。
ラン&ガンという、走り合いを得意とする豊玉高校との試合でも、コート上で誰よりも速い男と記載されています。
最初に少しウラ話。
スラムダンク登場人物の中で、なぜか宮城”リョータ”とカタカナで表記されています。
メインキャラクターの中で、ナゼか彼だけ名前がカタカナ。
この件に関して、2008年に出版された”漫画がはじまる“というスラムダンクの作者『井上 雄彦』氏と、彼の漫画作品が大好きだと自認するナビゲーター『伊藤 比呂美』氏との対談本に、その理由が記載されていました。
この本の中で井上雄彦さんは
(なぜリョータだけカタカナなのかを問われ)
リョータの場合、もう今となっては漢字をあてられないんです。
花道が人の名前をあだ名で呼ばない時は、必ずカタカナで呼ぶんですよ。
それで花道に「リョータ君」って言わせていたら、カタカナになっちゃった。
それで漢字があり得なくなってしまって。そこが作者としては弱腰のところなんですけれど。
こうした事実が記載されており、対談相手の伊藤 比呂美さんは60歳になってもカタカナで”リョータ”という名前である事を『かわいそうだ』と話されています。
つまり、桜木花道のせいです。
井上雅彦さん、伊藤 比呂美さん両者とも”田んぼの田”が当てられたのを嘆いてました
※”漫画がはじまる”にはスラムダンクの裏話、『実は三井 寿にはバスケをさせる気はなかったけど、喧嘩が長引くうちに好きになって…』といった裏話も掲載されています。
宮城リョータの初登場シーンは?
宮城リョータの初登場シーンは
- 漫画⇒6巻の”#50 遅れてきた男”
- アニメ⇒第20話”バスケットシューズ”
他校に通うシュートカットの女性に告白し、返事待ちの後ろ姿が漫画でもアニメでも初登場シーンです。
その後、フラれちゃってズッコーンと号泣しています。
そして初セリフは
ヒザから がっくり、うるるるると崩れ落ちています。
この後、茶化してきた大楠たち桜木軍団には打って変わって、怖~い顔を披露しています。
ただアニメでは『ズッコーン』と叫んでいるので、漫画では効果音かと思われた こちらが初セリフかもしれません。(どちらでもいいですね)
アニメでは『塩屋 翼(しおや よく)』氏が宮城リョータの声優をされています。(本名では”しおや つばさ”さんです)
スラムダンクの他には…
- るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-“玄斎”
- ジョジョの奇妙な冒険”ウィル・A・ツェペリ”
- 聖闘士星矢 シャイニングソルジャーズ”海魔女 ソレント”
など数々の名作アニメでの声優を始め、ナレーションや音響監督などもされています。
私がガキの頃に、スラムダンクをテレビで見た印象としては『少し高めの声だったなぁ』と記憶しており、30代を過ぎたイマ改めて聞くと小柄な身体っぽく少し高めの声に芯がある声でした。
女性がそうであるように、身体が小柄だと声帯が短く、高い声になるという人体の豆知識もご紹介しながら
とアニメでは夕焼けを背に自分の名を語るリョータが かっこいいです。
宮城リョータのモデルは?
井上氏の著書などを何冊か読んでも公表されているモノはありませんでしたが、スラムダンク生粋のポイントガード『宮城リョータ』のモデルは元NBA選手の”ケビン・ジョンソン“だと言われています。
1980年~2000年までNBAでプレイし、主に在籍していたフェニックス・サンズでは彼の背番号7番は永久欠番となるほどの実績があり、オールスターにも3度選出されています。
そんな彼のプレイスタイルは突出したスピードと跳躍力。
宮城リョータのスピード感あふれるプレイと跳躍力~得意な飛び蹴り&越野をブロックし
藤真が驚き
三井が『ちっ』と舌打ちしているのが思い出されます(18巻参照)
宮城リョータのモデルだろうと最有力視される”ケビン・ジョンソン”選手はリーグで最も高いオフェンス力を持つポイントガードとして、大活躍されていました。
そして185cmというバスケ選手としては小柄な身体で、ダンクをブチかます事もできます。
垂直飛び80cm~1mは跳んでるでしょう。
私が昔見ていたNBAのビデオで、彼の特集部分がありダンクした後にボールが顔面に当たりながらも吠えまくっているシーンが印象的でした。
(0:15 ~ 0:50)
アメリカの解説者も爆笑してます。
ただ改めて見ると、213cmのアキーム・オラジュワン選手の上からダンクをブチかましています。
213cmと185cmで28cm差という身長差の中、ダンクを決め顔面でボールを受け止め吠えまくっています。
※ちなみにアキーム・オラジュワン選手はNBA50年の歴史の偉大な50人の選手の1人です。
スラムダンク~宮城リョータのエピソード
ここからはスラムダンクの小柄プレイヤー”宮城リョータ”のエピソードをご紹介していきます。
中学時代~田岡監督にスカウトされるほどの選手だった
スラムダンクの登場人物たちで過去のエピソードが語られているキャラは”三井 寿”か”沢北 栄治”ぐらいですが宮城リョータも中学時代に田岡監督にスカウトされている描写があります。(17巻参照)
上背はないが抜群の運動能力をもつ宮城リョータを、田岡監督は陵南にスカウトするも…見事に失敗に終わります。
ただ湘北を選んだ理由は表記されていません。
安西先生に惹かれて、湘北を選んだのか?
三井 寿は安西先生がいたからという描写がたっぷりと物語の中で描かれていますが、宮城リョータには『安西先生がいたから湘北に入った』といった記載はスラムダンク全巻を通してありませんでした。
何にせよ、バスケの実力者ながら同じ中学に通っていたヤス(安田 靖春)と共に1回戦負けの湘北高校に入学しました。
彩子に惚れたバスケ少年
宮城リョータを語るうえで欠かせない”彩子(苗字不明)”の存在。
中学時代、田岡監督にスカウトされるほどのバスケ実力者だった彼も高校で続けるかは迷っていました。
ただ湘北高校で初めて体育館へバスケの練習を見に行き、彩子を見て
速攻で入部を決めたのでした。
三井 寿との対立
彩子の存在を知りバスケ部に入部した宮城リョータでしたが…生意気で目立っていた彼を1つ上の先輩”三井 寿”がシメようと仲間を6人ほど引き連れて屋上に呼び出します。
そこで宮城リョータは…三井 寿をボッコボコにします。
勝ち目がないと悟った彼は三井 寿のみに標的を絞り、他の堀田徳男などに殴られようが一切無視して長髪男のみをボッコボコにします。
そして2人とも入院。
宮城リョータはバスケから少し遠ざかる生活を余儀なくされたのでした。
そして復帰後、再び体育館へ乗り込んできた三井 寿や鉄男などに
再び入院してバスケができなくなるわけにはいかない、引きあげさせてくれと懇願しますが
バスケットボールに鉄男がタバコを押し付け、乱闘は始まりました。
流川 楓が真っ先に手を出し、宮城リョータはそれを止めようとしますが、恋する彩子が三井の不良仲間に裏手でビンタを喰らいキレまくり!
持ち前の跳躍力で相手に飛び掛かり飛び蹴りを炸裂させ殴りまくるなど乱闘はヒートアップ!
…こうした三井 寿と宮城リョータの対立が6~7巻あたりで描かれていますが、桜木軍団によって争いは終止符が打たれます。
笑えない喧嘩からバスケ好きという共通観念の発見
三井さん
いちばん過去に こだわってんのは アンタだろ… ~SLAM DUNK 8巻~
実は三井 寿はバスケ部だったという事実が判明し、過去の栄光~挫折話を聞いてから”三井さん“と呼ぶようになった宮城リョータ。
その後はチームメイトとして殴り合いの喧嘩をすることなく、息の合ったプレイを見せます(小さなイザコザはあれど)
スラムダンク作中でも、この2人の乱闘以後に描かれた関係性は どこか特別な繋がりが感じられます。
と海南戦でアゲアゲな意見を言ったり、お互いを叱咤激励しファインプレイ後はハイタッチするシーンであったり花道を一緒にダメ出しして蹴飛ばしたり(24巻参照)
お互い入院するという笑えない喧嘩ばかりしてきたのに、バスケが好きという共通観念が発見された2人は息の合ったチームプレイを魅せるのでした。
桜木花道との喧嘩~和解
退院して学校に行った宮城リョータは、恋する彩子が赤髪の男(桜木花道)と2人で歩いているのを目撃します(6巻参照)
そして………怒りの鉄拳右ストレート&飛び蹴り!
188cmの桜木花道を、168cmという小柄な身体でぶっ飛ばします。
その後、イキナリ殴られた花道も立ち上がり応戦!
ドロップキックからの頭突きプラス堀田 徳男をぶん投げるという攻撃を仕掛けます。
こうして100% 宮城リョータが悪い喧嘩から始まった2人の関係性で、暫くは仲の悪~い間柄でした。
…が
彩子は振り向いてくれず、彩子を忘れるため告白した違う女性たちにもフラれ続けた(10人)と涙ながらに話した宮城リョータ。
50人の女性に告白し、フラれ続けた桜木花道。
彼らはわかりあったのでした。
その後は、経験者として兄貴分のリョータが花道にバスケを教えるシーンもあり、花道の有名な
というリョータ直伝のシュートフェイクも和解後に教授されたのでした。
そうして『リョーちん』とあだ名で呼ぶ桜木花道と宮城リョータは、バスケの試合でも
と山王工業戦の先手を打つため、(変な)顔でサインをやり取りしながら、アリウープをブチかますのでした。
海南の牧や翔陽の藤真とのマッチアップ
宮城は かつてないほど疲れていた
前半の20分間 超高校級と言われ自分よりも16cmも大きい牧をマークしてきたからだ
その意味で前半の影の殊勲者は彼だった
引用元: スラムダンク14巻より
こうした記載が見られるように、作中内で前年神奈川1、2位だった海南大付属&翔陽の超高校級選手
- 牧 紳一
- 藤真 健司
この2人をPGという同じポジションでマークし、影ながらチーム貢献していた宮城リョータ。
翔陽戦では藤真が出てくるまで長身の選手たち相手に速攻やスティール、トラベリングかと思われるようなシュートフェイクからの得点も自ら決めており
同じく小柄な陵南の彦一は、小柄ながら活躍する宮城リョータを大絶賛しています。
翔陽戦は かつての喧嘩相手であるチームメイト”三井 寿”の活躍が目立ちますが、宮城リョータもシッカリ仕事を果たしていました。
その後、選手権監督の”藤真 健司”が出場し 彼の最高点に到達するまでに放たれる&サウスポーというシュート
この特殊なシュートを止めるのに苦労するのですが
試合終盤の大事な場面でブロックに成功します。
ただ海南戦はではスロースターターである牧 紳一のペネトレイトを止めるのは難しく、安西先生はゾーンDFに切り替え4人がかりでマークに付く作戦に出ます。
挑発にのって一人相撲の豊玉戦
I・Hでの豊玉高校との試合前日、183cmの板倉 大二朗にブツかられ 遠回しに『チビ』だと言われた宮城リョータ。
この夜、お風呂でチェッカーズを歌いながら、怒りをあらわにさせます。
そして試合本番!
開始直前の速攻で流川へのパス作戦を失敗に終わらせ、その後も一人でドリブル突破&パスミスといったプレイが描かれています。
そしてドライブインからのシュートを板倉にぶっ飛ばされ、あわや乱闘騒ぎに。
恋する彩子の叫びが聞こえ、右ストレートは寸前で止められましたが こうした一人相撲のプレイをハーフタイムで安西先生が指摘。
相手(板倉)の安い挑発にのっていたのをダメ出しされ、一気に反省モード。
- ん?お前スタメンなん?ウソォ?
- (シュートを決めた後、親指を下に向けながら)ボン!!
- いつもの(プレイ)?ふーん どないした 早く実力出してくれや
- おっ そろそろ いつものプレイか!?
- おうおう チビの相手もラクやないで!!ヒザつかんとカオが見えへんやんケェ!!
- (シュートを決めた後、親指を下に向けながら)ボボォン!!
こうした安い挑発を後半戦では聞き流す成長を見せ、持ち前のスピード感溢れるドリブル突破を魅せるのでした。
ビビった山王戦前夜~分があると思えた試合前
豊玉に勝ち、早くも2回戦で王者 山王工業との試合を控え前日にビデオで過去の試合を閲覧する湘北メンバーたち。
その中で、牧相手に すごいディフェンスをする”深津 一成”が まだ今年もキャプテンとして在籍しており自分がマッチアップするという現実にビビり…夜風にあたりに行った宮城リョータ。
その ある種の自信喪失は試合前にも見られ
動いてないと……じっとしてると……
悪いイメージばかり 浮かんでくるもんで……
引用元: スラムダンク25巻
会場の廊下をガムシャラに走っている彼に、安西先生が『(深津との)PGのマッチアップではウチに分があると私は見ている』というのでした。
スピードとクイックネスなら(宮城君なら)絶対負けないと思っていたと言われ、、、リョータは復活!
名将にそう言われた宮城リョータは試合前の恐怖心を乗り越えられたのでした。
そして肝心の試合では幾度か深津一成の高度なディフェンスに苦しむものの、湘北の切れ込み隊長の彼はレッグスルーなどのドリブルテクニックを使って突破するシーンが描かれています。
スラムダンク~宮城リョータの その後は?
スラムダンク31巻で宮城リョータはキャプテンに選ばれました。
目の上のタンコブである三井 寿に茶化されながら、部員前で挨拶する彼の姿が描かれています。
そして、その後の練習ではカットインからのレイアップで三井を交わしながらシュートを決め
喧嘩相手だった二人の(バスケでの)争いが描かれています。
また”スラムダンク あれから10日後”では授業をサボり
- リーダーの条件
- リーダーシップ
- 上司が鬼とならねば部下は動かず
こうした本を屋上で読んでいる描写があり
よーし
鬼キャプテンでいくか……!! ~新キャプテン 宮城リョータの宣言~
今後のキャプテンとしての方針を決め、真面目にバスケ関連の勉強をする宮城リョータが描かれているのでした。
スラムダンク~宮城リョータの名言&名セリフ
スラムダンクの名言ランキングでも10位以内に入ってくるであろう、山王工業戦で深津・沢北にダブルチームでマークされた時の名セリフ。
この後、レッグスルーで沢北が(リョータから見て)左に動いたのを見て、2人の間を低~いドリブルで抜き去り『(アヤちゃん♡)』とピース。
オレがチームを強くして…試合に勝って…
それで彼女が笑ってくれれば最高さ ~SLAM DUNK 7巻~
桜木花道と2人、公園でブランコに乗りながら語られた彩子への胸の想い。
この想いを聞いた花道は『ワカル』と涙を流し、二人は和解するのでした。
翔陽戦とのタイムアウト後、彩子が藤真が県内トップを争うガードだと言った後の決意表明。
後々、宮城リョータが弱気になった山王戦前夜にハリセンでぶん殴りながら、彩子は この決意を思い出させています。
陵南戦での速攻時、3対1というオフェンス場面で天才 仙道相手に1人で真正面からドリブル突破&レイアップを決めた時の名セリフ。
速攻で一緒に走っていた流川・桜木も驚く惚れ惚れするプレイです。
おい 切符買っとけよ
明日帰るんだろ? ~SLAM DUNK 23巻~
全国大会、I・Hで対戦する豊玉高校の板倉(183cm)にぶつかられ『見えんかったわ』とおちょくられ気味に言われた際に言い返した宮城リョータの心優しき?アドバイス。
遠回しに(明日お前らは俺たち湘北に負けるんだから)今のうちに切符買っとけという意味合いがシッカリ相手に通じ『ドチビが……!!』と喧嘩モード満載です。
山王戦前に過去の試合VTRを見て、すごいディフェンスをする深津がまだいるという事実を知り 弱気になった宮城リョータのセリフ。
この後、彩子と二人で夜道を歩き…なぐさめてもらおうと思っていたところを桜木花道が見事に邪魔をしています。
スピードなら…No.1ガードは この宮城リョータ
だぴょん ~SLAM DUNK 27巻~
高度なディフェンスでプレッシャーをかけてくる深津をドリブル2つで置き去りにした後に、バックビハインドパスをしながら叫んだ台詞。
漫画では おまけページにてイントネーション(発音)が違うと、ピョンの使い方を深津に指導されています。
しっかりしろォ!!
流れは自分たちで持ってくるもんだろがよ!! ~SLAM DUNK 28巻~
相手の実力に いつものような動きができていないゴリや、バテバテの三井 寿に向けられた宮城リョータの叫び。
このようなシーン(プラス試合中のプレイ)もあり、海南の牧 紳一は宮城リョータがPGとして成長したと評価しています。
まだある!スラムダンク~宮城リョータについて
もう少し宮城リョータという男を見ていきましょう。
2ブロックの髪型
宮城リョータは初登場シーン(6巻)から最終巻まで、一貫して2ブロックの髪型です。
少し天然パーマ?な髪質なのか 自分で工夫しているのかは語られていませんが、耳の上~クビ元にかけてはミリ単位で短く 上部はモサモサな髪型が描かれています。
若干、ゴリと似てる部分もあります(若干)
モサモサか角刈りかという髪型の違いはあれど、湘北キャプテンは2世代に渡って2ブロックです。
“スラムダンク あれから10日後”の鬼キャプテンでいく宣言をしている時も一貫して同じ髪型をキープしています。
特徴的なピアス
宮城リョータの特徴と言えば 2ブロックの髪型もさることながら、左耳に付けている”ピアス“も目に入ります。
アニメでの初登場シーン~暫くの間は
とピアスが光る描写が複数回見られ、目立っています。
現実世界では、練習試合なら まだしも公式戦でのピアス着用はNGだとバスケ”競技規定”にて定められているというリアル話も(元バスケ部の私は)記載しておきます😅
アヤちゃん♡はフェイントの一種?
- いいぞォ リョータ!!
- (アヤちゃん……♡)
- ああっ見るな!!バカ
この3ステップはスラムダンク作中で よく見られる常套句ならぬ常套ステップです。
試合でファインプレイをした宮城リョータをベンチにいる彩子がホメて、顔を赤らめながら見て 、見るなと怒る。
しかしスラムダンク作中では、この”ヨソ見”でボールを取られたりチャンスを潰した事はなく、むしろ相手に取ってフェイントの一種になり 以後の好プレーに繋がる場合がほとんどです。
宮城リョータ特有の顔フェイクと言えるでしょう。
PGというポジションに必要な、コート全体を見渡せる視野の広い宮城リョータならではのフェイントでしょう。
最後に~
スラムダンク~宮城リョータを大解剖してみました。
彩子という女性を笑わすためにバスケを続け、神奈川No.1プレイヤーや日本一の山王工業キャプテンともマッチアップしてきた小柄プレイヤー。
最終巻ではキャプテンになった彼が、湘北高校の更なる飛躍に貢献することを期待しましょう。
スラムダンク~宮城リョータに関する 個人的な思い出
最後の最後に。バスケ経験者の私自身が持つ宮城リョータに関する思い出を、望まれていないのはわかっていながら記載させて貰います。
アニメ主題歌でのタップシーンが好き
スラムダンクのアニメOP主題歌「君が好きだと叫びたい」
イントロが3秒ほど流れれば、スラムダンクを思い出せる曲です。
そんなOP主題歌のアニメverではイントロからバッシュのコスれる音と共に、宮城リョータのパスから流川がダンクを決め…花道や晴子のバスケ風景が流れます。
そしてサビ部分。
湘北高校バスケ部が体育館にてタップ練習しているのですが、桜木花道のボールをタップするチカラが強い。
ヤス?と流川が優しいタッチでボールをバスケボードに当てているのに対し、素人で天才の花道はタッチが強くボールの跳ね返りが大きい!
両手を使って、力任せにボールタップ!
…しているのですが、そんな弟分ともいえる桜木花道の強~いボールをリョータが優しく修正。
事なきを得て、タップ練習は続くのでした。
1:10~
この兄貴分と弟分の小さな描写シーンが昔から微笑ましくて好きでした。
越野と同じ気持ち?5.8秒で走る俊足先輩
私が中学時代、バスケ部で練習に励んでいた頃、小柄なOBの先輩で 50mを5秒台で走る人が よく来てくれていました。
紅白戦では、コートをスピード感あふれるプレイで駆け巡る彼を『宮城リョータみたいだな』とチームメイトと よく話していたものですが、ボールをスティールすると
怖い。
彼からボールを奪おうものなら、5秒台で走る その俊足スピードを使い猛烈な勢い(プラス形相)で追いかけてきます。
湘北VS陵南で、越野が宮城リョータからボールを奪い
と宮城リョータに俊足スピードを使い猛烈な勢いで追いかけられてた、越野もこんな気持ちだったんだろうか。
怖い。