日本にバスケブームを巻き起こした伝説のバスケ漫画”SLAM DUNK(スラムダンク)”
漫画界でも国内累計発行部数1億2000万部以上という伝説的な数字を誇り、実際にバスケットボールを始める若者を増やしたというスポーツ漫画の金字塔でもあります。
そんなスラムダンクの天才キャラ『仙道 彰』を徹底調査&大解剖しました。
作中では どんなキャラだったのか?プレイスタイルは?モデルはいるのか?などなど…
少年時代から当たり前のように読んでおり、シーンを問われれば 何巻のどこらへんと丸暗記しているイチスラムダンク愛読者の私がご紹介させて貰います。
ネタバレ注意!ここから先は少しスラムダンクのネタバレ要素を含みます!
初めての人で白紙の状態で本編を読みたい!という人はご注意下さいm(_ _)m
※このページでは初期のスラムダンク単行本での巻数でご紹介しています(完全版ではありません)
スラムダンク~仙道 彰のプロフィール
身長 | 190cm 79kg |
誕生日 | 公表なし |
背番号 | 高校1年⇒13番 高校2年⇒7番 |
趣味 | 釣り(だと推測されます) |
仙道 彰のプロフィール |
こう問われて、1番最初に思い浮かぶのは”仙道 彰”という人が大多数でしょう。
その数秒後に、流川 楓であったり沢北 栄治が脳裏に表れてくると思いますが(牧 紳一は高頭監督が海南に天才はいないと豪語しているので省いときます)
プレイスタイル、スラムダンク作中内での活躍ぶり、他のキャラたちの扱いなど。
スラムダンクという漫画の中で1番『天才』という表現で扱われているのが”仙道 彰”でしょう。
初登場シーンは?
スラムダンクの天才キャラ”仙道 彰”の初登場シーンは
- 漫画⇒3巻の”#26 秘密兵器と呼ばれて”
- アニメ⇒第13話”湘北vs陵南” 燃える主将(キャプテン)!
自分が通っている陵南高校での湘北との練習試合に遅刻し、走ってきたので汗をかいて『わりィ』と片手をあげて謝っているのが(顔があらわになった)初登場シーンです。
ちなみに初セリフは
です。
アニメでは普通の(むしろ小さめ?)音量トーンですが、漫画では声を張り上げている描写が黒のシルエットで描かれています。
アニメでは『大塚 芳忠(おおつか ほうちゅう)』氏が仙道 彰の声優をされています。
また湘北高校の番長である”堀田 徳男”の声優もされています。(一人で二役されています)
スラムダンク以外では
- NARUTO -ナルト-“自来也”
- ONE PIECE”モンブラン・ノーランド”
- 鬼滅の刃”鱗滝左近次”
非常に多くのアニメを始め、海外映画の吹き替え(ケビン・コスナーなど)やナレーション(世界まる見え!テレビ特捜部など)もされている声優さんです。
私自身の(仙道役である声を聞いた)感想としては、棘も無く高くもなく淡々と話す男性の声だなという印象を受けました。
また湘北高校の番長である”堀田 徳男”の声優もされています。
同じアニメ内で違うキャラ同じ声優さんがされるのは、ドラゴンボールの孫悟空ファミリーのようですが、仙道と堀田を聴き比べてみると、一緒の人がやっているとは思えないほど差別化されてます。
おっさん堀田徳男と、かっこいい仙道彰が同じ声だという事実は、スラムダンク愛読者の私には違和感満載でしたが何も知らずにアニメを見ていた頃は気づきませんでした。
バスケのプレイスタイルは?
仙道 彰はオールラウンドプレイヤーと名高く、神奈川ベスト5にも選ばれている選手です。
この天才は(ハイポストでのセンタープレイはスラムダンク作中では描かれていませんが)どんなポジションもこなせると思われます。
そんな仙道 彰は
- 高校1年⇒1試合で47得点をあげるバリバリの点取り屋
- 高校2年⇒パスの楽しみを覚えたオフェンスの起点
プレイスタイルの変化があったと、同じ陵南選手の”池上 亮二”によって語られています(20巻参照)
肝心な場面では自分で点を獲りに行くプレイが描かれていますが、ノールックパスやバックビハインドパスなど類まれなるパスセンスが普段は多く確認できます。
そんなパスセンスから、普段はF(フォワード)のポジションにつく仙道 彰は、海南大付属高校との試合で190cmという身長ながらポイントガードを任されます。
そして視野の広さやノーマークの味方を見つける&ゲームメイキングの才能、パスセンスから
と週刊バスケットボール編集部の”相田 弥生”(彦一の姉)は言っています。
印象的な”ツンツン頭”
仙道 彰のバスケ以外での特徴といえば、なんと言っても”ツンツン頭”でしょう。
スラムダンク作中でも『ツンツン頭』や『ハリネズミ』といった表現がされています。
他サイトでクリエイターさんが髪を下ろしている仙道彰の画像が描かれていますが、本作のスラムダンク全巻&その後(あれから10日後)でも、髪を下ろしたカレの姿は1度も見られません。
この一貫した天才のツンツン頭を
…と真似てみたバスケ少年も多く存在するのではないかと(勝手に)推測しておきます。※私はその1人。
仙道彰のモデルは?
スラムダンクの天才キャラである”仙道 彰”のモデルとなったのは日本人バスケ選手だといわれています。
名前は『JUN(本名:鈴木 淳)』さん。
ストリートバスケ選手で神奈川県の横須賀で『伝説の男』とされる方です。
高校国体3位、インカレ3位、クラブチームでの国体優勝で小学生時代は神奈川最優秀選手、中・高は神奈川優秀選手etc…
現実のバスケ大会で数々の実績を残されている、天才プレイヤーです。
この方がモデルという1番の根拠としては、SOMECITYというストリートボールリーグの公式サイトで
「人気コミック『SLAMDUNK』に登場する「仙道彰」のモデルになったとされるリビングレジェンド」
こうした記載がされていたと言います。(現在、その記載されていたWebページのURLにはアクセスできなくなっています)
続く根拠として
- 仙道と同じ7番という背番号
- 髪型が立てていた時期があり、見た目が似ていた
- 身長が190cmで同じ
- スラムダンクの舞台である神奈川で活躍
- ノールックパスといったプレイスタイルも似ていた
これらの理由もあり、仙道 彰のモデルは『JUN(本名:鈴木 淳)』さんだと言われています。
イチ組織であるストリートボールリーグの公式サイトで公表されていたというのは信ぴょう性が高まるでしょう。
両者の何かしら接点、スラムダンクの作者である”井上雄彦”さんが『モデルにさせて貰ってイイですか?』といったコンタクトや『スラムダンクのモデルになったと公式サイトにのせてイイですか』といったリーグ側やJUNさん本人との交流はあったのでしょうか?
そうした情報は見当たらず不明ですが、仙道彰のモデルであるというのは有名な話のようです。
スラムダンクのかっこいい天才~仙道 彰のアレコレ!
ここからはバスケだけでなく仙道 彰の性格などを見ていきましょう。
感情の起伏が少なく、いつも余裕がある
スラムダンクを読んだことがある人で、仙道 彰が怒っているor悲しんでるor喜びまくってるシーンは記憶に無いと思われます。
なぜなら、そういった描写はスラムダンク作中内で描かれていないからです。
田岡監督に怒られてビクッとなってるシーンはありましたが(19巻参照)多少の喜怒哀楽はあれど、感情をあらわにしているシーンは1度も見られませんでした。
天才と呼ばれる彼は、いつもどこか余裕があり バスケの試合中では接戦であろうが点差を離されようが流川に翻弄され気味であろうが大きな感情の起伏は描かれていません。
そんな仙道を湘北高校マネージャーの彩子は
相撲の世界~おちついた取り口の小錦での例えを取り入れながら表現しています。
それはバスケ以外のシーン、彦一と話している時や他校の試合を観ている時、遅刻して田岡監督に言い寄られても慌てることない姿が見られます。
個人的に、仙道彰が1番驚いてたなと思い出すシーンは、牧 紳一に『うらあっ!!』とダンクを後ろからブロックされた場面です(17巻参照)
流川に翻弄されている時は『げっ』とは言うものの、それにしてはあまり動揺していない顔でした。
時間に大らか(ルーズ)な人
湘北vs陵南の練習試合で桜木花道が相田彦一に『センドーは どこだ』と尋ねた時に、仙道彰は時間に大らか≒ルーズで遅刻して まだ来てませんでした。
彦一の発言から仙道が普段から時間に大らかだという事は伺え、他に彼がスラムダンク作中で遅刻しているシーンは魚住と池上が引退して後輩に挨拶している時にも見られます(21巻参照)
先輩たちが、引退の挨拶をしているのに遅刻するなんて何て奴だ!…といった意見もありそうなシーンですが弁護できる要素としては、陵南の選手(下級生)たちは魚住も池上も引退するとは思っていなかったみたいです。
選抜まで残ると思っていた陵南の1~2年生たち。
なので、この引退の挨拶は突然 実施されたので他部員も仙道彰も知らなかったという事実が浮かび上がります。
もし今日、魚住さん達が引退後の挨拶をする大切な日だと知っていたら時間に大らかな仙道さんもキッチリ時間通りに来ていたでしょう。(多分です)
仙道 彰は かっこいい?
彼氏持ちの女性にも、彦一の姉 相田 弥生からも黄色い声援を受ける仙道 彰。
藤真 健司や流川楓のように、普段もモテ男なのかはスラムダンク作中内では記載されていませんがバスケをプレイしている仙道 彰は明らかにかっこいいでしょう。
『イカすわー♡』と武里戦での彼のロングパスを見て相田弥生さんもメロメロでした。
『バスケで華麗なるプレイを魅せる天才・仙道彰は かっこいい』という意見に異論を唱える人は少ないでしょう。
スラムダンク~仙道 彰の名言&口グセ
ここからはスラムダンクで語られる仙道 彰の名言&口ぐせに加え、桜木や流川に関する発言や周りが彼にどう信頼を置いているかといったセリフなどを順不同でご紹介します。
名言や印象あるセリフ
1本だ 落ちついて1本いこう
まだ あわてるような時間じゃない ~SLAM DUNK 19巻~
スラムダンク名言ランキングでも上位に入ってくる、焦るチームメイトを落ち着かせる仙道彰の名セリフ。
この言葉で劣勢に立っていたり、追い上げられたりしているチームメイトたちは一気に安心感を覚えます。
天才たる由縁、人間味あふれる”仙道 彰”が言うからこそ名言になり得るセリフでしょう。
良い空気の変化が起こっている印象を受けます。
あわてるこたーない
おちついて攻めよう ~SLAM DUNK 5巻~
このセリフの影響力も天才と呼ばれる”仙道 彰”が持つ言動力でしょう。
彼が試合中、こう発言することによって陵南のチームメイトが どこかホッとしている雰囲気が感じられます。
上記の名言と同じく、良い空気の変化が起こっている印象を受けます。
~SLAM DUNK 16巻~
神奈川No.1プレイヤー”牧 紳一”とのマッチアップ時に言った、天才プレイヤーと呼ばれる仙道 彰も泥臭いプレイを心掛けているのが伝わってくる名言。
彼のバスケに対する、決して慢心していない姿勢が感じられて、印象深いセリフです。
決して華麗なるプレイだけをしている天才プレイヤーではないのが伺えて好印象を与える場面でしょう。
※この後、”牧 紳一”に『甘い!!』と言われ、すぐ抜かれてしまっているという事実にはツッコまずにいます。
すまん植草 ワリィ ~SLAM DUNK 19巻~
湘北戦でのワンプレイ、宮城リョータに植草がボールをスティールされ失点したにも関わらず 一切 彼を責めることなく逆に謝罪する仙道 彰。
ワリィと謝る理由としてはボール運びに(越野がいないのに)参加しなかったから。
彼の優しい人間味が感じられるワンシーンでのセリフでありました。
わりィ
すいません先生 寝坊です ~SLAM DUNK 3巻~
曇りのない、汗は垂らした笑顔で ごまかす事無く自分が遅刻した原因をシッカリ伝える仙道 彰の名言?
自分の非を堂々と認められる人間性は見習うべきでしょう。(遅刻はダメでしょう)
彼の正直な人間味が感じられるワンシーンでのセリフでありました。
海南大付属との試合でチームキャプテンの魚住が退場し 劣勢状態の展開で、現状を決して甘くみていない天才のセリフ。
様々なプレイを華麗にこなす、天才と呼ばれる仙道 彰がイマやるべきことをキチンと認識している名言。
口ぐせ
スラムダンクファンならマネした人も多いであろう、天才”仙道 彰”の代表的な口ぐせ。
緩やかに、でもしっかりと戦闘態勢へと(聞いている周りのチームメイトも)心が向かう口ぐせのような気がします。
普段クチにしている口ぐせのアレンジ(上級?)ver。
『さあ いこーか』より、もっといきたい時に使っているのかもしれません。
桜木 花道に関する台詞
練習試合でウロチョロする桜木 花道を辞めさせた方がイイと田岡監督に言われ、返答をふんわりさせるゴリを見ながら言った仙道彰のセリフ。
桜木花道がタダ者ではないと、早くも見抜いているバスケの天才…と言いたいトコロなのですが、この時点ではまだ仙道は花道のプレイを何1つ見ていません。
何かのスラムダンク本にも記載があったのですが、試合にはまだ1秒も出ておらず、アップ風景も寝坊で見ていません。
勝気な性格や188cmという体格などでタダ者じゃないと、天才は予測したんでしょう。
陵南高校での体育館外で練習試合を終えた両校の選手が挨拶をしている時に仙道が桜木花道に忠告した名言。
そして、バカヂカラの花道と握手して 天才の手はパンパンに腫れあがるのでした。
行け ~SLAM DUNK 14巻~
神奈川の決勝リーグ 海南大付属vs湘北の試合を観戦している仙道彰が、牧と1ON1の状況になった桜木花道に向けた一言。
速攻で花道が前線でボールを受け取り、前に立ちはだかった牧との対決時に仙道1人だけ面白そうに笑みを浮かべながら『行け』というのでした。
ゴリや宮城リョータなど周りは『待て!!』と叫んでいる中、この天才は微笑みながら、楽しそうに、無責任に、言った言葉『行け』。
※結局、”行った”桜木 花道は牧に『10年早いわ!!』と ふっ飛ばされてます。
オレが牧さんの立場でも ああしたかも
あいつ(桜木)は なんか勝負したくなる気をおこさせるんですよ… ~SLAM DUNK 15巻~
ふっ飛ばされた牧を 後にダンクでふっ飛ばし返した桜木花道を見ながらいった仙道 彰のセリフ。
試合終盤で得点も上だし、牧はムリにファウルまでして止めにいくことはなかったのでは?という周りの意見に対して、花道は闘争心を駆り立てる、勝負したくなるバスケプレイヤーだからと評価する天才でした。
改めて、この名シーンを読んでみると、仙道の表情は活躍した花道の姿を見て嬉しそうです。
流川をマークし、なぜ自分をマークしないと問う花道に言った仙道 彰の現実論。
その通りです。
流川 楓に関する台詞
ウソォ!?
押したのはシュートにいく前だぜ
バスケットカウントはねーだろ ~SLAM DUNK 19巻~
自分がファウルしたことは認めている仙道 彰の意外なセリフ。
強がりや嘘は付かない性格が垣間見えるワンシーン。
やっぱり こいつとの1ON1は おもしれー
負けん気の強さと…タフな精神力と…県内随一の得点力をもっている
そして…最後にオレが勝つからだ 勝つから楽しーんだ ~SLAM DUNK 20巻~
いつも余裕があり感情の起伏が少ない天才プレイヤーも勝利にはコダワリがあると伝わってくる名言。
勝つという大事な大前提は、悔しい表情やグチをこぼさない天才にも(当然ながら)あるのが伺えます。
また天才と呼ばれる自分には負けるけど、ガッツリ張り合える”流川 楓“という選手の存在を嬉しく思っているのもわかります。
1対1もオフェンスの選択肢の一つにすぎねえ
それがわからねえうちは おめーには負ける気がしねえ ~SLAM DUNK 29巻~
何気なく他校のライバル(流川 楓)にバスケ論を説く天才の名言。
中学んときに1回やっただけだが 勝てなかった奴がいる
(名前を聞かれ)北沢………
ん?北沢?だったっけ… ~SLAM DUNK 29巻~
沢北じゃねーか…どあほう!!とツッコむ流川の回想シーンでした。
2人に対して
自分に挑んでくる1年生コンビの桜木・流川を抜いて、2人に対してピースしながら言った天才・仙道。
桜木 花道を抜く時に見開き絵で描かれたドリブルロールは20年以上たったイマも思い出せる印象的な名シーンです。
周りの評価や信頼感
勝負所を的確に見極め そこで最高の仕事をしてチームを勝利へと導く
仙道…奴は まぎれもなく天才だ!! ~田岡 茂一~
スラムダンク5巻より。
仙道 彰は常に100%の実力を出しているつもりが、天才であるがゆえに無意識に自分のチカラを抑えてしまう習慣があるようです。
そんな彼はチームが劣勢になったor逆転された時には、それまで見せなかった本気の顔つき&集中力で天才たる実力を発揮します。
「それでも仙道なら…」
「仙道なら きっと何とかしてくれる…!!」そういう目をしている………!! ~赤木 剛憲~
スラムダンク17巻より。
天才、仙道彰がいるからどんなに不利な展開であろうと大丈夫!というチームメイトの信頼感が彼にはあります。
ただ、天才でも周りのチームメイトや選手をバカにするような性格なら誰もついていかないはずなので、仙道彰という人間は普段から性格も良いんでしょう。
周りから頼られる人間味を持つ”仙道 彰”の人間性も伺える、ゴリの解説言葉です。
スラムダンク~仙道 彰のその後は?
仙道 彰はその後、陵南のキャプテンとなります。
…が”スラムダンク あれから10日後”では、
- 練習に来ずに趣味と思われる釣りで大物が釣れたと喜んでる
- 魚住は引退したのに(仙道が練習に来ないという理由で)キャプテン代行として毎日来る
- キャプテン交代というウワサもありチームの雰囲気は悪くなっている
練習をサボり、釣りをしている描写が見られます。
そのため、魚住は『後輩がシッカリ練習してるか気になる』という引退した先輩あるあるで毎日体育館に来るし、チーム状況は悪く福ちゃんと越野は喧嘩気味だし、植草はダークホースとしてキャプテンを狙ってるし。
こうした様相が陵南高校では見られますが、当の仙道本人は楽しそうです。
外を走る陵南新チームメンバー(+魚住)に釣りをしていて、練習をサボっているのを発見されても嬉しそうに
大物が釣れたと喜んでいます。
スラムダンク~その後も愛嬌満載です。
これは言いたい!仙道 彰は努力してる天才
仙道 彰は天才だけど 練習をサボる癖がある
他サイトなどを拝見していると『スラムダンク あれから10日後』という”その後“が描かれている物語の影響からか、仙道彰は練習をサボる奴だと思われているようです。
その中で描かれている内容から、仙道は練習をサボる癖があると思われがちで 実際に”その後”は数日間来ていないようですが、、、
陵南高校は(田岡監督曰く)神奈川では練習量が1番で、魚住は1年時 毎日吐いていたような厳しさがあります。
海南戦の前に行われたミーティングでも、今までの練習を思い出せと田岡監督に言われ
仙道を含む全選手が冷や汗をかくほど、げっそりした顔つきになっています。
要するに天才と呼ばれる才能にカマけて、練習をおろそかにするような選手じゃないと思われます。
その根拠として、げっそりした仙道彰の顔を思い出してあげて下さい。
もし本当にサボり魔だったとしたら、この時も涼し~い顔をしているでしょう。
努力の証はディフェンス力
もう1つの証拠としては”ディフェンス力”
神奈川No.1プレイヤーの牧 紳一が手こずり、清田信長も高頭監督も
そう驚愕するほどのディフェンス力を仙道 彰は見せつけていました。
みっちり鍛えられ、それに逆らわず練習してきた天才が見せた努力の証が16巻の海南vs陵南では描かれています。
バスケ経験者の方なら共感してくれると思うのですが、ディフェンス力は努力を怠ると すぐ筋力落ちて足がついていかなくなるものです。
バスケ大好きな私個人としてもテスト期間中などでバスケができず、『さぁ練習再開だ!』とチーム練習をしてボールを持つ相手に足が付いて行かずダサくダサくコケた事があります(隣で女バス数名が見てたので泣きそうでした)
オフェンスとの違いを言えば
- オフェンス⇒才能+努力
- ディフェンス⇒努力+努力+才能
ディフェンスにも牧 紳一が言うように『右に抜いてくるか?左か?それともパスか?』といった相手の行動を読む経験から、ブロック王に幾度も輝いた元NBA選手の”ディケンベ・ムトンボ”のようにセンスが必要となってくる場合も確かにあります。
…が大前提はフットワークといった地味で楽しくも無くて、なおかつシンドイ努力が必須。
脚力は才能ではない
筋肉の質といった違いはあれど、天才と呼ばれる仙道 彰も才能だけでサボっていたら、その筋力を保ち続けることは不可能でしょう。
総括すると仙道彰は努力してる天才で間違いないと思います。
試合での活躍ぶりから、カゲながらの努力もしてるんだろうと推測できます。
天才プレイヤーがガムシャラに『来年こそI・Hに絶対出るんだ!』と汗水垂らして努力している姿など作者の『井上雄彦』氏も描かないでしょう。
最後に~
スラムダンクの天才プレイヤー”仙道 彰”を大解剖してみました。
ツンツン頭でかっこいい、この人気キャラは漫画内だけでなく、現実世界でもスラムダンクという作品に大きな貢献を果たしているでしょう。