
1996年に連載終了した名作バスケ漫画”SLAM DUNK(スラムダンク)”
桜木花道が率いているわけではない湘北高校はI・Hベスト16という好成績を残し物語は幕を閉じました。
でも…連載終了から8年後に”スラムダンク~あれから10日後”という、湘北メンバーはもちろん、陸南・海南・翔陽メンバーたちなどの”その後“が描かれた物語をご存じですか?
どこで掲載されていたか?・描かれたのは旧神奈川県立三崎高校の黒板。
2004年3月に廃校となってしまった、この高校にて『1億冊ありがとうファイナル』という事で、作者の井上雄彦さんが各教室の黒板に 様々なキャラたちのその後(10日後)を描かれました。
このページではそんな大人気バスケ漫画~スラムダンクのその後をご紹介していきます🙂
さるったスラムダンク~その後の10日後

スラムダンク~その後の10日後をSWITCHの内容を含めながら見ていきましょう。
湘北メンバーのその後

まず最初に湘北メンバーの その後。。
桜木 花道

桜木 花道は背中の怪我を治すべくリハビリ界の王として、治療に励んでいます。
“スラムダンク あれから10日後”ではリハビリ前に海岸で1人過ごす花道の姿が。
そこで本編の最終回でもニヤける花道がいたように”文通相手”の晴子から送られてきた手紙を読む、ちょっと髪の伸びた彼の姿がありました。
<手紙内容>
- 新キャプテンの宮城リョータはゴリよりも厳しいかもしれないコト
- 選抜で残った三井 寿とリョータは 頻繁に喧嘩をし険悪ムードになる事も多いコト
- バスケ部を引退しゴリは成績が落ちたコト
- 桜木君のリハビリ王からリバウンド王に戻る姿が早く見たいコト
全国を目指すチームの新マネージャーとしての最初の仕事、愛しの晴子さんからきた手紙を

と声をあげながら読む10日の桜木花道でした。
そんな彼をリハビリの先生?らしき女性が呼びに来て、新たなリハビリ段階にチャレンジしようと提案。
そしてバスケに関するお話し、NBAのフェニックス・サンズに田臥 勇太選手が入団したと花道に伝えるのでした。
日本人には無理と言われたNBAという舞台。
田臥選手はバスケの本場アメリカで挑戦を続け、とうとう その舞台に立ったのでした。
そんな話を聞いた桜木 花道。
『次に行くのは俺だ。』『行けるの?』

復帰を目指し、きつい&厳しいとプチ脅しをかけてくるリハビリの先生だと思われるおば様の言葉にもヒルまず背中の治療に励む花道なのでした。

※私もバスケ部だった学生時代に驚愕した田臥選手のスゴすぎるパス。
“スラムダンク~あれから10日後”ではタイトル通り、物語は10日間しか経っていませんが、現実では8年という月日が流れています。
1996年連載終了~2004年に『1億冊ありがとうファイナル』が実施されました。
そうした8年という現実が流れる中で 作者の井上雄彦さんは現在との接点も持たせたかったと話されており”田臥 勇太”選手がNBAに入団したという とても嬉しい夢の瞬間を、この黒板漫画にて描かれています。
私も田臥選手がNBAに入団した時に発売されたスポーツ新聞を(嬉しすぎて)4紙ほど買ったのを覚えています。
中学時代に顧問の先生が『(バスケの)勉強だ!』といって能代工業の試合ビデオを見せてくれて、、、レベルが高すぎて中学生だった私は啞然としてました^^;
その後のその後で…復帰!
過去に資生堂AlephのCMにて、スラムダンクのキャラ達が登場してたのを知っていますか?
華麗な個人技で相手を抜く流川・4番ユニフォームを着ている宮城リョータ・そして少し髪が伸びた桜木 花道がCMでは登場しています。
ここではリョーちんが4番となっているので、その後の湘北高校バスケ部だという事が認識でき…
桜木 花道は背中のリハビリから回復し、復帰していますね😄
最後はスラム!ダァ~ンク!…をブチかましています。
同人誌などではなく、作者の井上雄彦が描かれている”絵”なのでスラムダンクのその後といって間違いないでしょうw
CMの放送時、当時ただのガキだった私は

とテレビに向かって叫んだ記憶があります。(父にうるさい!と怒られました)
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流川 楓

アメリカ行きを視野に入れて、英語を学びだしたようです。
朝の8時まで いつも利用しているバスケリングのある公園で練習に励み、汗だくになった後 自転車で帰宅?する際にウォークマンにて英語の教材を聴いています。
そして自転車に乗りながら…
Repeat after me
この英語の授業で誰しもが聞いた事がある指示に ちゃんと従い

リピートしながらチャリで走る流川 楓は試合中のカッコよさとは裏腹に、カワイらしい姿が描かれています。
英語ベラベラで外人さんとバスケをする楓クンも見てみたいものです。
※モデルと言われているマイケルジョーダンは(彼とは違い)トラッシュトークの達人で試合中 喋りまくってます😅

入部時に趣味を聞かれ『寝ることかな…』と答えた流川ですが、スラムダンク初期や”あれから10日後”で朝早くから個人練習に励む姿が描かれています。
バスケの腕前からして、きっと毎朝!と言えるぐらい頻繁に通い自主練してるんでしょう。
…だから授業中は寝てるんでしょう◎
朝早くに起床し、自転車をこぎ汗だくになるほどの自主練をしてるから、、、授業は体力回復のために寝てるんでしょう◎
バスケができない時間は、流川クンにとって貴重な睡眠タイムなのでしょう。
だから1度、小池先生にノートでビシバシ ドツかれまくってるんでしょう(2巻参照)
スラムダンク~流川 楓を知る! 1990年代に日本でバスケブームを巻き起こした"SLAM DUNK(スラムダンク)" 1億2000万部以上という驚異的な国内の累計発行部数を誇る伝説のバスケ漫画です。 そんなスラムダ[…]
ゴリ(赤木 剛憲)

そわそわトントンむずむずイライラ…。
本編のその後ではバスケしたがってます
愛和学院に敗れ、引退後は 深体大からのスカウト話も(ベスト16だったから?)なくなり受験生となったゴリ。
でも…バスケをしなくなって逆に成績が下がったと妹・晴子さんの手紙では書かれていました。


部活に顔出そうよと なだめる木暮クンの誘いを断り、受験に徹する決意を持ったゴリ。
…そんな、色んな意味で固い意志を持ったゴリとは違い 木暮クンは部活へ顔出しに行くと小走り♪
ボールの感触、耳に入ってくる”バスケ部”の音。。
もんもんもんもん…。
……廊下を楽し気に小走りで体育館へ向かうメガネ君に もんもんする元キャプテン赤木 剛憲なのでした。
そう言える理由としてSWITCHでの表紙が挙げられます。

井上雄彦さんが描かれた表紙絵で、ゴリの背番号は”15番”。
少し高校バスケの裏知恵ですが
夏の総体を終えても引退せず、冬の選抜に出る3年生の背番号は(新チームの都合などがあり)変更~後方の番号に変わる場合があります。
そうしてゴリは選抜出場を望み、新たなユニフォームの番号(15番)となり…バスケを続けた(と思われます)。
これはあくまで推測ですが、実際に『ゴリはやっぱりバスケをやめれなかった!』といった事実として扱っても良いだろうと私は決めつけてます(その方が個人的に嬉しいので)
井上雄彦さんが描いた絵でゴリの背番号が選抜用に変わっているのは、その後の物語として美しい。。。(私は何者なんでしょうね)
これまた少し高校バスケの裏知恵ですが
現実世界での能代工業と言ったバスケ強豪校では この背番号変更はされない傾向があり スラムダンク作中の牧 紳一も4番のままかもしれませんが、普通校だった湘北高校、ゴリは変わってます。
選抜用の背番号となったユニフォームを着ているという事実が、ゴリはやっぱりバスケを続けた!と言える理由です。

スラムダンク~ゴリを大解剖! 1990年代に日本でバスケブームを巻き起こし、バスケ人口も増やしたという"SLAM DUNK(スラムダンク)" 国内の累計発行部数は1億2000万部以上でバスケットボールのみならず、スポーツ[…]
三井 寿

三井 寿はその後、同級生のゴリやメガネ君が引退していく中で、3年生としては ただ1人チームに残りました。
正真正銘、最後の大会である高校バスケの選抜に出場する為です。
花道がいると言っても、赤木という強力なセンターがいなくなり リバウンド力落ちまくりのチーム状況で成功率を高めるため 朝早くからシュート練習に励む三井 寿。
でないと全国2位の海南には勝てない!…という理由もさることながら、選抜でI・H以上に活躍して…
そして、大学からスカウトされる!
グレてた自分には勉学~学力では入学希望が無いと自覚している三井 寿は再びバスケに将来の希望を賭けるのでした。
そして再び、彼の名言が飛び出します。

そんなバカじゃなかったのに…と、学業もおろそかにした不良時代を嘆くミッチーが陵南戦の時と似たように黒板に描かれています。
高校スポーツ大会の一種である選抜(全国高等学校選抜大会)。
開催時期は協議によって違い、バスケットボールは12月に開催されるので高校3年生も出場できます。
でもゴリや木暮クンのように 総体で引退する3年生も多く、新チームである1・2年のみで出場するチームも珍しくない大会です。
強豪チームである翔陽の”藤真”や海南大付属の”牧 紳一”といった3年生が引き続き出場するように、現実でもバスケ強豪校の選手は参加している傾向が見られます。
普通校のバスケ人達は…大学受験に備えて総体で引退する傾向がある(と言えるでしょう)
宮城 リョータ

またサボりかと教師がいう中、”あれから10日後”では湘北高校の屋上にて
- リーダーの条件
- リーダーシップ
- 上司が鬼とならねば部下は動かず
こうした”上の立場”に立つ人に向けられた本を屋上で読んでいる描写があり
よーし
鬼キャプテンでいくか……!!~新キャプテン 宮城リョータの宣言~
キャプテンとして、これからの自分自身が持つべき方針を決めているのでした。
この方針により、唯一の現役3年生ミッチーとよくモメると晴子さんの手紙にも書かれていましたが…どんな鬼キャプテンになっていくのか見たかったものです。

スラムダンク~宮城リョータを大解剖! 国内累計発行部数が1億2000万部という伝説のバスケ漫画"SLAM DUNK(スラムダンク)" 最終回から20年以上たったイマでも高い人気を誇るスポーツ漫画の金字塔です。 今回[…]
安西先生&彩子


“スラムダンク あれから10日後”では彩子と安西先生は早朝ランニング中に偶然 出会います。
走っている理由は2人ともダイエット。
なんでも元全日本代表選手のおデブさんはI・H出場をかけた陵南戦の前に倒れてしまい 医者の勧めもあり、すこーしダイエットをしようと早朝ランニングを始めたのだとかおっしゃってます。
そして、彩子も『すこーし ほんの少し』ダイエットしようとランニングしており、ばったり出会い…お互い見なかったことにしようという意見で合意!
別々の方向へ2人は走り去っていくのでした。
痩せたい!という意思による行動の過程は2人とも見られたくないようです。
スラムダンク~安西先生を大解剖! スポーツ漫画の金字塔、1億2000万部以上の累計発行部数を誇る"SLAM DUNK(スラムダンク)" 1990年代に日本でバスケブームを起こし、実際に始める若者も増やしたという伝説のバス[…]
湘北高校1年生たち
ゴリが引退しスタメン枠が1つ空く。。。
こうしたチーム状況で 自分にもチャンスがないわけではないと朝早くから街をランニングする石井・佐々岡・桑田。
I・H後、残暑が残る中で汗をかきながら走る湘北高校1年生たちでした。
私はゴリは引退しなかったと推測しているので、スタメン枠は空かなかった残念!と思っています。

石井クンの鋭いカットイン・3P・レッグスルーなども見てみたいですね。
高校バスケ3年間で、何回メガネが割れるかも見てみたいです。
桜木軍団
桜木軍団とは、和光中出身のヤンキー5人組。
- 桜木 花道
- 水戸 洋平
- 高宮 望
- 大楠 雄二
- 野間 忠一郎
このうち桜木 花道を除く4人は『ヒマだな』と言いながら街を歩いています。
スラムダンク全巻を通して、バスケを始めた花道の試合を観戦しに行ったり 合宿にてビデオ撮影といった練習に協力したり…。
ただ”その後”ではI・Hも終わり、花道もリハビリ中。
そんなヒマを持て余す中で…
おめーらもよう……自分の何か見つかると いいな……by 高宮 望
『おめーもな』『おめーがだ』
それぞれがツッコみ合いながら、少し雲の多い空の下を歩く4人の高校生でした。
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陵南メンバーのその後

新チームでのいざこざがあるようです😅
仙道 彰
仙道 彰はその後、陵南高校バスケ部のキャプテンに任命されます。
…が!

“スラムダンク あれから10日後”では、練習に参加せず趣味と思われる釣りで大物が釣れたと喜びモード。
練習サボり中。
…後述しますが、魚住は『後輩がちゃんと練習してるか気になる』という引退した先輩あるあるで毎日体育館に訪れるし、キャプテン不在でチームの雰囲気は悪く福ちゃんと越野は喧嘩気味だし、植草はヤケにさわやか。。。
こうしたチーム状況の陵南バスケ部ですが、新キャプテン仙道本人は…楽しそうです。
仙道さんは天才 そして生まれついてのリーダーや
ただし……
コート上に おいてのみ……!!くっ… by相田 彦一
こんな想いを抱きながら外を走る彦一ら陵南新チームメンバー(+魚住)に釣りをしていて、練習をサボっているのを見つかっても

大物が釣れたと嬉しそうな天才クンが描かれていました。
スラムダンク連載その後も愛嬌満載マイペースです。
スラムダンク~仙道 彰を大解剖! 日本にバスケブームを巻き起こした伝説のバスケ漫画"SLAM DUNK(スラムダンク)" 漫画界でも国内累計発行部数1億2000万部以上という伝説的な数字を誇り、実際にバスケットボールを始[…]
魚住 純

大学には行かず板前になるため修業中のビック・ジュン。
しかし…
元キャプテンは 引退したら肩の荷がおりると同時に
後輩がしっかりやってるか気になるものである ~井上 雄彦さん~
黒板に文字で こう記載されているように、元キャプテンの魚住 純は気になってしまうのか、毎日バスケ部の練習に訪れています。
赤木も同じ思いをしてるだろう………
そうした思いから越野たち後輩に『こなくて大丈夫です!!』と言われながらも『しばらく来てやる!』と豪語し、キャプテン代行をも希望。
新キャプテン仙道のいないチームを気にかける”よくいる先輩”なのでした。
他メンバー
キャプテン交代を田岡監督が考えているというウワサが流れている…。
それにより陵南チームの雰囲気は悪くなる一方。
- 福ちゃん⇒実力的に次は俺だと思っている
- 越野⇒事実上、今は俺がキャプテンだと思っている
- 植草⇒さわやかすぎる態度でダークホースなたくらみ
主力メンバーは次なるキャプテンをたくらんでいるようです。
植草が任命されたら、それはそれで面白そうな新陸南バスケ部が”その後”では描かれていました。
海南メンバーのその後

編集者の相田弥生&中村君が 強さの秘密をつかみに海南高校へ向かっています。
牧 紳一

“スラムダンク あれから10日後”では牧 紳一は、なぜ肌が黒いのか?秘密があばかれています。
I・H2位となった海南が なぜ強いのか?
その秘密を探るため、編集者の『相田 弥生』と『中村君』が海南大付属高校に向かって浜辺を歩いていると…サーフィンをする色黒男の姿が。
よく見てみると…『あれは…牧君?』
その後しばらくすると 牧君らしき男はサーフボードを手に浜辺へ戻ってきて、2人に気づき


強さの前に黒さの秘密をつかまれた神奈川No1プレイヤーでした。
ちなみに…作者の井上雄彦さんには、牧 紳一がサーフィンをしているから肌が黒いという設定は最初からあったものの スラムダンク原作で描くと確実に浮いた話となってしまうので…黒板漫画にて明らかにしたようです
スラムダンク~牧 紳一を大解剖! 1990年代の日本にバスケブームを巻き起こし、今なお継続して人気を持つバスケ漫画の金字塔 "SLAM DUNK(スラムダンク)" 国内の累計発行部数は1億2000万部以上でスポーツ漫画と[…]
清田 信長

引き続き、編集部の相田弥生と中村君が海南大付属高校に向かっていると…犬の散歩をしている清田 信長を見つけます。
自宅から海南高校は近いんだなと推測できる1シーン。
そんな清田は犬が走り出し、それに負けじと『へへへ どうだ!かかかか』とオレの方が足が速いと言わんばかりに勝負をし始め…負けます。
最後は犬にズザザザザと引きずられ、『ま まてっ 止まれーっ』と叫びながら…2人の前から姿を消したのでした。
犬と互角に走り合えるスピードが海南の強さか!?と一瞬思われましたが、、、すぐに違っていた事を認識した中村君でした。
神 宗一郎

海南大付属高校に着いた編集者の2人。
そこには…夕陽を浴びながら、ひたすら外周を走っている名シューター神宗一郎の姿が。
このコ(神 宗一郎)が……海南の強さの象徴かも知れないわね……
by相田 弥生
編集者の相田弥生&中村君に挨拶されても、『あ…どうも』とだけ返事をし ひたすら汗をかきながら外周を走っている神 宗一郎。
毎日500本のシューティング練習を欠かさない神奈川屈指の3Pシューターは”あれから10日後”でもコツコツと淡々と努力をしている姿が描かれています。
そんな面白味のないランニング風景を見て…中村君はアクビ🥱
ただコツコツ(退屈だと思える)努力をする事の大切さが伝わってくる、神宗一郎のその後でした。

翔陽メンバーのその後

どことなくギャグ風な変化が見られます。
藤真 健司たち

イメチェンしてます。
スラムダンク”あれから10日後”の藤真たち翔陽選手らは…冬の選抜に向けて気合い十分!
その様子がどことなくギャグ風に描かれています。
- 花形⇒つり目な印象のあるメガネに変更
- 長谷川⇒ツンツン頭から坊主に
- 高野&長野⇒まゆ毛、細っ
- 伊藤⇒短髪スポーツ刈り
そしてイケメンでモテ男の藤真は…

鼻の下&アゴの部分にヒゲを育てながら“打倒 海南!!”と”打倒湘北!!”に向け練習に励む姿が描かれています。
2年の伊藤は『そんなの藤真さんじゃないやいっ』と涙ながらに走り去っていますが…言われている藤真本人は何がイケてないのかわかっていないようです。

スラムダンク~藤真 健司を知る! 国内の累計発行部数は1億2000万部以上! 1990年代に週間ジャンプにて連載され、日本にバスケブームを巻き起こしたバスケ漫画の金字塔"SLAM DUNK(スラムダンク)" 連載終[…]
山王工業メンバーのその後

日本一バスケチームの日常が描かれています。
深津 一成

日本一のバスケ名門校、山王工業での教室のヒト風景が描かれています。
そこではリバウンド力のある『野辺 将広』とディフェンス力に長けた『一之倉 聡』が深津のいる教室へ。
湘北戦での敗退を引きずって落ち込んでいると思い、キャプテンを元気づけようとする2人でしたが…深津には別の悩みが。
ピョンにちょっと飽きてきたピョン
by深津 一成
でも全然違う、新しい接尾語にはしたくないと悩む深津。
その様子を無言で見つめる野辺と一之倉。
そしてめでたく思いついたのが…

そんな深津とのやり取りの中で、野辺はバスケに関しては誰よりも尊敬してると、心の中で語りかけるのでした。
河田兄弟

三日月が映える夜。
山王工業に入学し 初めて負けた河田 雅史は、弟(美紀男)を鍛えるための特訓を開始。
『覚悟しろ 美紀男』
強豪校で上手いプレイヤーは まだいると言えど、絶対的エースの沢北が抜けたチーム状況では冬の選抜も負けてしまうかもしれない。。。
そうした懸念からスラムダンク作中内で1番長身の210cm 河田 美紀男は兄の丸ゴリに冬の選抜までの3か月、徹底的に鍛えてやると外に連れ出し…夜の野原を走っています。

と丸ゴリは1つ下の小坊主を思いながら…。
沢北 栄治

Yes, I do!
No, I don`t
“よくわかる英会話”をドキドキしながら、アメリカ行きの飛行機内にて読んでいる沢北 栄治。
そんな彼にスチュワーデスが話しかけます。
『Would you like some wine?(ワインは いかがですか?)』
この問いにドギマギしながら『イエス』と答えた日本バスケ界の宝。
この後、持ってこられたワインを飲んだのであろう彼は…酔っぱらっています(未成年の飲酒はNGです)
そうしたホロ酔い気分の中で
親父……おふくろ
今まで ありがと……by 息子より
旅立ちの途中、これまでの感謝の念を バスケ狂の親父と優しく見守ってくれた おふくろに空の上から思うのでした。
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永遠に続く?おっさんたちの争い


高校時代はライバル関係だった監督2人は…ファミレスらしき場所で会話中。
話の内容は『今年の国体に出場する場合』について。
また神奈川No.1、海南大付属高校の単体チームでいくのか?それとも混成チームにするのか?
この問いに対し、高頭監督は今年は混成チームにしたいと言うのでした。
海南・陵南・湘北・翔陽…
あいつとアイツと あいつにアイツ…。
センターやポイントガードの布陣を想像上で膨らまし…期待に胸を膨らます2人。

ギラリ
永遠に つづく?おっさんたちの争いが描かれていました
最後に~
スラムダンク”あれから10日後”より各キャラの その後をご紹介させてもらいました。
作者の井上雄彦さんが正式に描かれた その後は(CMを除けば)”あれから10日後”のみです。
長年のスラムダンクファンとしては やはり続きが気になってしまうものですが31巻のアソコで終わり、20年以上たったイマでも名シーンが色褪せず続いている。。。
そんな美しい続きを私は今も見ているんだ!!
…と想っている(クサい)自分がいるなと、今思いつきました(ツッコミは無しでお願いします)
現実的な話に戻すと”漫画がはじまる”という対談本では、スラムダンクを描いている時と心境が随分変わったから続きは描けない(だろう)とおっしゃってました。
何にせよ、いつの間にか花道たちより ずっと年上になったイマ、少年心を持って また読んでみようと思います😊









